「タイタニック」のシステム説明
scene 1 船長とゆかいな仲間達
船長 「我輩がタイタニック号の船長。タイタ・ニックである。今日は諸君らに『タイタニック』のシステムについて説明する」
船長 「船員である諸君らには不測の事態に乗客達を安全に非難させる義務がある」
「そして現在我が船は沈没の危機にある。そこで諸君等に乗客を避難させる仕事をしてもらう」
みさき 「具体的にはどうやるんですか?」
船長 「乗客を救命ボートに乗せるか、救命ボートを出すかのどちらかをしてもらう」
「おい、そこのお前。ちょっと乗客を救命ボートに乗せてみよ」
みさき 「…どうやって?」
scene 2 客を乗せる
船長 「『客を乗せる』のやり方を説明する。まずはお客ダイスと人数ダイスを振りたまえ」
みさき 「わかりました。男と6が出ました〜」
船長 「その場合は男を6人、救命ボートに乗せることになる。好きなように乗せてみたまえ」
みさき 「こんな感じですか?」
船長 「よかろう。行動を終えたら次の者に手番が移る。お前、ちょっと救命ボートをだしてみよ」
マス 「…俺か。どうすればいいんだ?」
scene 3 救命ボートを出す
船長 「『救命ボートを出す』のやり方を説明する。まずは手持ちの部下コマを1つ、救命ボートに乗せたまえ」
マス 「こうか?」
船長 「よかろう。次にわりばしを使って、その救命ボートを安全な場所まで運ぶのだ」
マス 「よしっ!できたぜ」
船長 「よろしい。これでマスは乗客6名、部下1名の計7名を救出したことになるな。7点をお前にやる」
マス 「うっしゃ!」
船長 「基本的にはこれの繰り返しじゃ。チームワークを駆使して、救命ボートがなくなるまで続けたまえ」
みさき 「船長! ちょっといいですか?」
船長 「何だ?」
みさき 「私が一方的に損してる気がするんですけど」
scene 4 足のひっぱりあい
船長 「それはお前の客の乗せ方に問題がある」
「例えばこのように分けて乗せてみよ」
船長 「こうすればさっきのようになることはなかろう。救命ボートの使い方としては贅沢だがな」
みさき 「へ〜。ほかには?」
船長 「こんな乗せ方もある」
「お前、ためしに運んでみよ」
船長 「貴様乗客を死なすとは何事だ!!」
マス 「いや…これは無理だろ」
船長 「いいわけは聞かぬ。罰として貴様は1回休みだ!」
マス 「うぉーい」
みさき 「わぁ。さっきとは大違いね」
船長 「乗客が助かっておらんところがな」
「諸君等の目的が、乗客をたくさん救出するということを忘れぬように」
scene 5 生きろ
船長 「救命ボートの残りも少ない。ここまでよく頑張ってくれた。おぬしらもそろそろ脱出せよ」
マス 「どういうことだ?」
船長 「救命ボートがなくなる前に自分コマを救出させよということだ」
みさき 「救出させないとどうなるの?」
船長 「我輩と同じように、船と運命を共にすることになる。おぬしらも死にたいか?」
みさき 「いやです」
マス 「断る!」
船長 「それがいやならおぬしらもここから脱出することだ。途中の海で死なないようにな」
「死んだ場合はどんなに評価されても報われぬ。気をつけて行け」
※写真は開発中のものです